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基礎知識

ポケットWiFiの接続台数は何台まで?通信品質に影響は出るのか?

投稿日:2019年11月25日 更新日:

ポケットWiFiの接続台数は何台まで?通信品質に影響は出るのか?

ポケットWi-Fiには接続できる台数が決まっていて、使い方にもよりますが基本的には接続台数が多くなる程、速度も低下します。

現行のポケットWi-Fiの最大接続台数を比較し、接続台数を増やしていくと通信品質がどう変化するのかを検証してみました。

トミー
速度が遅くなる理屈も解説していますので、参考にしてみてくださいね

ポケットWi-Fi現行機種の最大接続台数を比較

ポケットWi-Fi現行機種の最大接続台数を比較

トミー
現行のモバイルタイプルーターでは、16台接続できる機種が最大です。

WiMAX、Y!mobile、クラウドSIMなどで使われる端末の同時接続可能台数を比較してみました。

WiMAX用端末

機種名同時接続可能数
Speed Wi-Fi NEXT W0616台
Speed Wi-Fi NEXT W0510台
Speed Wi-Fi NEXT WX0510台
Speed Wi-Fi NEXT WX0410台
Speed Wi-Fi NEXT W0410台
Speed Wi-Fi NEXT WX0310台

Y!mobile用端末

機種名同時接続可能数
Pocket WiFi 803ZT16台
Pocket WiFi 801HW16台
Pocket WiFi 701UC5台
Pocket WiFi 601ZT10台
Pocket WiFi 603HW14台
Pocket WiFi 506HW10台

その他の端末

機種名使用している事業者同時接続可能数
U2s/D1どんなときもWiFi
よくばりWiFi
めっちゃWiFi
Mugen WiFi
5台
jetfon P6限界突破WiFi5台

ホームタイプの方が接続台数は多い

Iotの普及に伴い、家庭内でネットに繋がるデバイスも徐々に増えてきました。

そのため、外に持ち運んで使用する事が前提のモバイルタイプのルーターよりも、宅内据置型のホームタイプルーターの接続数の方が多く設計されています。

Speed Wi-Fi HOME L01/L01s

Speed Wi-Fi HOME L01/L01s

画像出典:UQコミュニケーションズ

Airターミナル4

Airターミナル4

画像出典:SoftBank

機種名通信キャリア同時接続可能数
Speed Wi-Fi HOME L01/L01sWiMAX42台
Speed Wi-Fi HOME L02WiMAX40台
WiMAX HOME 01WiMAX22台
Airターミナル2〜4ソフトバンクエアー64台
Airターミナルソフトバンクエアー32台

接続台数が多いと通信品質への影響は?

接続台数が多いと通信品質への影響は?

WiMAXの接続台数による通信品質の変化を実験してみましたので、記録としてシェアしたいと思います。

結論は冒頭に述べましたが、接続台数が多いと通信速度はやはり遅くなりました。

1台のスマホを測定用にして、この他にスマホ2台とPC2台を用意し、端末側ではYouTubeのライブ配信ニュースを視聴しながら測定をしました。

接続台数を1台ずつ増やして測定をしてみましたのでスピードの変化をご覧ください。

接続台数下り平均
(Mbps)
上り平均
(Mbps)
Ping平均
(ms)
1台27.163.6434
2台14.833.5239
3台20.662.6040
4台17.522.8743
5台13.182.8846
トミー
波はありますが接続台数が増えるにつれ通信速度は低下傾向、Ping値は上昇傾向にありました。

SPEEDTEST画面キャプチャ

測定メモ

回線:Broad WiMAX
モード:ハイスピード
周波数:5GHz
測定日:2019年9月23日(土)
計測時間:13:39〜14:07
天候:曇り
機種:Speed W-Fi NEXT W05
最大接続台数:10
測定アプリ:SPEEDTEST(iPhone7)

トミー
変化を感じ易くするため、手元にあるWiMAX端末の中で最大接続台数の少ない機種を使ってみました。

接続台数1(スマホ1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目30.54.5630
2回目23.53.9033
3回目38.83.9932
4回目22.82.7836
5回目20.23.0038
平均値27.163.6434

接続台数2(スマホ1+PC1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目14.63.7239
2回目13.93.2138
3回目18.03.9438
4回目5.082.5432
5回目22.64.1948
平均値14.833.5239

接続台数3(スマホ2+PC1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目19.03.0030
2回目17.12.8547
3回目16.62.3237
4回目21.82.2051
5回目28.82.6436
平均値20.662.6040

接続台数4(スマホ2+PC2)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目18.51.2645
2回目11.12.3835
3回目20.22.6629
4回目8.714.4636
5回目29.13.6168
平均値17.522.8743

接続台数5(スマホ3+PC2)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目14.83.1040
2回目10.53.0746
3回目11.32.7350
4回目14.62.5745
5回目14.72.9548
平均値13.182.8846

同時接続数が多いと速度が遅くなる仕組み

同時接続数が多いと速度が遅くなる仕組み

モバイルルーターはデータを転送できる回線速度(転送速度)が予め決まっていて、基地局〜ルーターの最大速度の中でやりくりして通信する事になります。

接続台数が多くなれば、その分回線使用率も増え1台あたりの速度も遅くなるという理屈です。

例えば下り最大1GBpsのルーターで、最大接続数の10台を同時利用したとすると、単純計算で1台あたりの最大通信速度は1/10の100Mbpsです。

さらに発表されている最大通信速度は、理論値で基地局周辺のユーザーでこの最大通信速度を分け合って利用します。

そのため、この最大通信速度が出る事はありません。

ネット閲覧など通常のインターネット利用では、アプリや映画など容量の多いファイルのダウンロード・アップロードを除いて、常時データ転送の通信をしている訳ではなく、断片的にダウンロードとアップロードのリクエストをサーバーに要求しています。

ですので、接続台数が多いからと言って即座に通信品質が悪くなるという訳ではなく、どれだけ回線を利用しているかによります。

1GBps = 1秒間に1G(ギガビット)のデータ量を転送できるという意味です。

Bpsとは、Bits Per Secondの略で1秒間に転送できるデータ量の単位です。

トミー
ちなみにルーターの最大接続数を超えた場合、追加の接続機器は接続できなくなりますよ。

通信容量にも注意が必要

通信容量にも注意が必要

接続台数が多くなれば、その分データ消費量も増える事になります。

月に7GBなどの契約プランで利用している場合には、データ消費量もある程度想定して接続台数を管理する必要があります。

意図せずPCやスマホなどアプリの自動更新が走ってしまい、思いがけずデータ消費してしまったという事もありますので、なるべく使用しない機器とのWi-Fi接続は切るようにすると良いでしょう。

今何台の機器がルーターに接続されているかは、液晶付き機種の場合は画面上で確認できる場合が多いです。

Speed W-Fi NEXT W05の表示画面

Speed W-Fi NEXT W05の表示画面

トミー
速度制限に注意ですね。

まとめ

まとめ

トミー
最後にこの記事の要点をまとめてみましょう

まとめ

  • ポケットWi-Fiは機種によって、接続できる機器の台数が予め決まっている。
  • 使い方にもよるが、接続台数が多くなる程、通信速度は低下しPing値は上昇する傾向にあり。
  • モバイルタイプのルーターよりも、宅内据置型のホームタイプルーターの方が同時接続台数が多く設計されている。
  • 接続台数が多くなれば、その分データ消費量も増える。
  • データ容量の上限があるプランで利用している場合は、容量超過による速度制限に注意。

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