基礎知識

ポケットWiFiの接続台数は何台まで?通信品質に影響は出るのか?

ポケットWiFiの接続台数は何台まで?通信品質に影響は出るのか?

ポケットWi-Fiには接続できる台数が決まっていて、使い方にもよりますが基本的には接続台数が多くなる程、速度も低下します。

現行のポケットWi-Fiの最大接続台数を比較し、接続台数を増やしていくと通信品質がどう変化するのかを検証してみました。

トミー
速度が遅くなる理屈も解説していますので、参考にしてみてくださいね

ポケットWi-Fi現行機種の最大接続台数を比較

ポケットWi-Fi現行機種の最大接続台数を比較

トミー
現行のモバイルタイプルーターでは、16台接続できる機種が最大です。

WiMAX、Y!mobile、クラウドSIMなどで使われる端末の同時接続可能台数を比較してみました。

WiMAX用端末

機種名 同時接続可能数
Speed Wi-Fi NEXT WX06 16台
Speed Wi-Fi NEXT W06 16台
Speed Wi-Fi NEXT W05 10台
Speed Wi-Fi NEXT WX05 10台
Speed Wi-Fi NEXT WX04 10台
Speed Wi-Fi NEXT W04 10台
Speed Wi-Fi NEXT WX03 10台

Y!mobile用端末

機種名 同時接続可能数
Pocket WiFi 803ZT 16台
Pocket WiFi 801HW 16台
Pocket WiFi 701UC 5台
Pocket WiFi 601ZT 10台
Pocket WiFi 603HW 14台
Pocket WiFi 506HW 10台

その他の端末

機種名 使用している事業者 同時接続可能数
U2/U2s/D1 どんなときもWiFi
よくばりWiFi
Mugen WiFi
めっちゃWiFi
ギガゴリWiFi(ワールドプラン) など
5台
jetfon P6 限界突破WiFi 5台(限界突破WiFiは8台)
+F FS030W NEXTmobile
ギガゴリWiFi など
15台

ホームタイプの方が接続台数は多い

Iotの普及に伴い、家庭内でネットに繋がるデバイスも徐々に増えてきました。

そのため、外に持ち運んで使用する事が前提のモバイルタイプのルーターよりも、宅内据置型のホームタイプルーターの接続数の方が多く設計されています。

Speed Wi-Fi HOME L01/L01s

Speed Wi-Fi HOME L01/L01s

画像出典:UQコミュニケーションズ

Airターミナル4

Airターミナル4

画像出典:SoftBank

機種名 通信キャリア 同時接続可能数
WiMAX HOME 02 WiMAX 21台
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s WiMAX 42台
Speed Wi-Fi HOME L02 WiMAX 40台
WiMAX HOME 01 WiMAX 22台
Airターミナル2〜4 ソフトバンクエアー 64台
Airターミナル ソフトバンクエアー 32台

接続台数が多いと通信品質への影響は?

接続台数が多いと通信品質への影響は?

WiMAXの接続台数による通信品質の変化を実験してみましたので、記録としてシェアしたいと思います。

結論は冒頭に述べましたが、接続台数が多いと通信速度はやはり遅くなりました。

1台のスマホを測定用にして、この他にスマホ2台とPC2台を用意し、端末側ではYouTubeのライブ配信ニュースを視聴しながら測定をしました。

接続台数を1台ずつ増やして測定をしてみましたのでスピードの変化をご覧ください。

接続台数 下り平均
(Mbps)
上り平均
(Mbps)
Ping平均
(ms)
1台 27.16 3.64 34
2台 14.83 3.52 39
3台 20.66 2.60 40
4台 17.52 2.87 43
5台 13.18 2.88 46
トミー
波はありますが接続台数が増えるにつれ通信速度は低下傾向、Ping値は上昇傾向にありました。

SPEEDTEST画面キャプチャ

測定メモ

回線:ブロードワイマックス
モード:ハイスピード
周波数:5GHz
測定日:2019年9月23日(土)
計測時間:13:39〜14:07
天候:曇り
機種:Speed W-Fi NEXT W05
最大接続台数:10
測定アプリ:SPEEDTEST(iPhone7)

トミー
変化を感じ易くするため、手元にあるWiMAX端末の中で最大接続台数の少ない機種を使ってみました。

接続台数1(スマホ1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目 30.5 4.56 30
2回目 23.5 3.90 33
3回目 38.8 3.99 32
4回目 22.8 2.78 36
5回目 20.2 3.00 38
平均値 27.16 3.64 34

接続台数2(スマホ1+PC1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目 14.6 3.72 39
2回目 13.9 3.21 38
3回目 18.0 3.94 38
4回目 5.08 2.54 32
5回目 22.6 4.19 48
平均値 14.83 3.52 39

接続台数3(スマホ2+PC1)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目 19.0 3.00 30
2回目 17.1 2.85 47
3回目 16.6 2.32 37
4回目 21.8 2.20 51
5回目 28.8 2.64 36
平均値 20.66 2.60 40

接続台数4(スマホ2+PC2)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目 18.5 1.26 45
2回目 11.1 2.38 35
3回目 20.2 2.66 29
4回目 8.71 4.46 36
5回目 29.1 3.61 68
平均値 17.52 2.87 43

接続台数5(スマホ3+PC2)

SPEEDTEST画面キャプチャ

下り
(Mbps)
上り
(Mbps)
Ping
(ms)
1回目 14.8 3.10 40
2回目 10.5 3.07 46
3回目 11.3 2.73 50
4回目 14.6 2.57 45
5回目 14.7 2.95 48
平均値 13.18 2.88 46

同時接続数が多いと速度が遅くなる仕組み

同時接続数が多いと速度が遅くなる仕組み

モバイルルーターはデータを転送できる回線速度(転送速度)が予め決まっていて、基地局〜ルーターの最大速度の中でやりくりして通信する事になります。

接続台数が多くなれば、その分回線使用率も増え1台あたりの速度も遅くなるという理屈です。

例えば下り最大1GBpsのルーターで、最大接続数の10台を同時利用したとすると、単純計算で1台あたりの最大通信速度は1/10の100Mbpsです。

さらに発表されている最大通信速度は、理論値で基地局周辺のユーザーでこの最大通信速度を分け合って利用します。

そのため、この最大通信速度が出る事はありません。

ネット閲覧など通常のインターネット利用では、アプリや映画など容量の多いファイルのダウンロード・アップロードを除いて、常時データ転送の通信をしている訳ではなく、断片的にダウンロードとアップロードのリクエストをサーバーに要求しています。

ですので、接続台数が多いからと言って即座に通信品質が悪くなるという訳ではなく、どれだけ回線を利用しているかによります。

1GBps = 1秒間に1G(ギガビット)のデータ量を転送できるという意味です。

Bpsとは、Bits Per Secondの略で1秒間に転送できるデータ量の単位です。

トミー
ちなみにルーターの最大接続数を超えた場合、追加の接続機器は接続できなくなりますよ。

通信容量にも注意が必要

通信容量にも注意が必要

接続台数が多くなれば、その分データ消費量も増える事になります。

月に7GBなどの契約プランで利用している場合には、データ消費量もある程度想定して接続台数を管理する必要があります。

意図せずPCやスマホなどアプリの自動更新が走ってしまい、思いがけずデータ消費してしまったという事もありますので、なるべく使用しない機器とのWi-Fi接続は切るようにすると良いでしょう。

今何台の機器がルーターに接続されているかは、液晶付き機種の場合は画面上で確認できる場合が多いです。

Speed W-Fi NEXT W05の表示画面

Speed W-Fi NEXT W05の表示画面

トミー
速度制限に注意ですね。

まとめ

まとめ

トミー
最後にこの記事の要点をまとめてみましょう

まとめ

  • ポケットWi-Fiは機種によって、接続できる機器の台数が予め決まっている。
  • 使い方にもよるが、接続台数が多くなる程、通信速度は低下しPing値は上昇する傾向にあり。
  • モバイルタイプのルーターよりも、宅内据置型のホームタイプルーターの方が同時接続台数が多く設計されている。
  • 接続台数が多くなれば、その分データ消費量も増える。
  • データ容量の上限があるプランで利用している場合は、容量超過による速度制限に注意。

人気記事【プロが解説】テレワーク(リモートワーク)に最適なポケットWiFiの選び方

当サイトおすすめプロバイダー

編集長の一押しはBroad WiMAX!

WiMAXの中でもBroad WiMAX(ブロードワイマックス)を断トツでおすすめします。

WiMAXをおすすめする理由

なぜBroad WiMAX?

注意点

  • クレジットカード払いを選択しないと初期費用17,580円が発生
  • 3日で10GBを消費した翌日は緩い速度制限がある
  • auの電波を使うHS+Aモードは7GB/月の制限あり

Broad WiMAX

おすすめポイント

  • 業界最安級の月額料金
  • データ量上限なし
  • サービスエリアが広い
  • 高速通信で動画もサクサク
  • 最新ルーター全端末が無料

Broad WiMAXは高額キャッシュバックはありませんが、その分月額料金が安価に設定されています。

キャッシュバックには面倒な手続きも多いため、毎月の利用料金を確実に安くしたい人におすすめのプロバイダーです。

通信品質はWiMAX2+での高速通信で、安定していてエリアも広いです。

また、サポート体制やサービス面も充実していて、20ヶ月超の継続利用で最新端末への機種変更が無料で可能など、おトクな特典が盛り沢山。

他社から乗り換えの場合は違約金を最大19,000円まで肩代わりしてくれます。

GMO とくとくBB

GMOとくとくBB -Wimax-

おすすめポイント

  • 高額キャッシュバック有り
  • データ量上限なし
  • 申し込んだその日に発送
  • 充実のサポート体制
  • 20日以内ならキャンセルOK

GMOインターネットの取り扱うWiMAX(とくとくBB)の最大の魅力は、なんと言っても高額のキャッシュバックです。

月額利用料金は若干高めですが、利用開始から12ヶ月目にキャッシュバックを受け取ることができます。

運営会社は実績20年以上のインターネットプロバイダーで、端末保証やインターネットセキュリティなどのオプションサービスも充実しています。

機種代は全て無料。端末発送手続きは最短当日で、到着後すぐに利用可能です。

実際に利用してみてエリアや速度に納得いかない場合には、利用開始から20日以内であれば違約金なしでキャンセル可能です。

BIGLOBE WiMAX

「BIGLOBE WiMAX 2+」

おすすめポイント

  • 1年間の短い縛り期間
  • SIMのみの契約もできる
  • 端末とセットならキャッシュバック有り
  • 初月の利用料金は0円
  • BIGLOBEの他サービス利用中の方は割引有り

BIGLOBEのWiMAXは1年の短い縛り期間で、端末を既にお持ちの方はSIMのみの契約も可能です。

月額料金3,980円のギガ放題プラン1択で、ご利用には端末をご自身で購入する必要があります。

端末とセット申し込みの方は、サービス開始月の翌月にキャッシュバックが有るため、ある程度相殺可能です。

BIGLOBEの他サービスを利用中の会員への割引や、スマホがauかUQモバイルの方は、auスマートバリューmine、UQギガMAX月割の割引制度も使えます。

  • この記事を書いた人

トミー

通信業界16年目。現役バリバリの移動体通信エンジニア・Webライターです。 モバイル通信やIPネットワークの他に、海外の通信事情などにも詳しいです。 モバイル関連製品のレビューや寄稿、通信環境のコンサルティング承っております。 このサイトでは、最高のポケットWi-Fiに出会うための、お手伝いをしたいと思っています。 現役プロがお届けするポケットWi-Fiの情報サイトで、これ以上のサイトはありません。

-基礎知識

© 2020 ポケットWi-Fiのリアル